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こんにちは!
母の日はカーネーションを贈るのが一般的とされていますが、そもそもなぜカーネーションを贈るかご存じでしょうか?
1914年、ウエストバージニア州で「毎年5月の第2日曜日を母の日とする」と宣言されたのが始まりですが、
当時、アンナという女性が亡くなった母を追悼する場である協会で、母が好きだった白いカーネーションを参加者へ配ったのが起源と言われています。
それが明治から大正時代にかけて日本へも伝わっていったようです。
白色のカーネーションを贈る事から始まった「母の日」ですが、その後は赤色のカーネーションを送る事が定番となっていきました。
さらには、近年ではカーネーションだけではなく、様々な花が母の日にプレゼントされるようになっています。
そこで本記事では、
・「母の日にはやっぱり花を贈りたい!」
・「贈るならカーネーションも良いけど、今回は他の花も選んでみたい!」
など、カーネーションはもちろん、その他にどんな花を贈れば良いのか、
母の日のプレゼントに人気の花や、おすすめの花をご紹介します!
迷った時は、やはり王道のカーネーション!
他の花が選ばれる機会が増えたとはいえ、やはり変わらず人気なのはカーネーションですね!
カーネーション自体の花言葉は「無垢で深い愛」です。
「やはり母の日に送る花は王道のカーネーション!」という方でも、定番の『赤』や『白』以外にもたくさんの色がありますので、お母さんに似合いそうな色や花言葉から選んでみるのも楽しそうですね。
中でも「ムーンダスト」と呼ばれる青色のカーネーションは自然界には存在しない珍しい品種でもありますので、素敵なプレゼントになりそうです。
カーネーションの花言葉
ここで、全てではありませんがカーネーションの花言葉の一部をご紹介します。
赤:「母への愛」「愛を信じる」など
白:「尊敬」「純潔の愛」など
ピンク:「感謝」「温かい心」など
紫:「気品」「誇り」など
青:「永遠の幸福」
オレンジ:「純粋な愛」「あなたを愛します」など
黄色:「美」「友情」など
といった感じです。
白いカーネーションを贈るのは・・・
母の日のきっかけとなったとも言える白いカーネーションですが、その時のエピソードを考えると、健在のお母さんに贈るのは避けた方が良いと考えられています。
花言葉に『亡き母を偲ぶ』という意味もある事からも、特別な理由がある時を除いては、
他の色を選ぶのが無難かもしれませんね。
薔薇(ばら)
「花をプレゼントするなら」と考えた時に、すぐに思い浮かべる花の一つではないでしょうか?
紀元前にはすでに栽培され、香料や薬用、美術の対象として人々に愛された長い歴史から、
『花の女王』とも表現されるのも納得の花ですね。
意外に丈夫な花なので、育てる事が出来るよう鉢植えでのプレゼントも喜ばれるかもしれません。
薔薇の花言葉
バラ自体の花言葉は「美」「愛」などです。
色ごとの花言葉は、
赤:「愛情」「情熱」など
白:「純潔」「深い尊敬」など
紫:「上品」「気品」など・・・・(77歳の喜寿のお祝いにもよく選ばれている色です。)
ピンク:「感謝」「上品」など
オレンジ:「絆」「健やか」「信頼」など
青:「夢が叶う」
カーネーションと同じく、青い薔薇も遺伝子組み換えの技術などで生まれた、自然界にはない品種です。
紫陽花(あじさい)
新築や出産祝いのプレゼントや、結婚式での花嫁のブーケに使われたりと、
非常になじみのある人気の花です。
品種や色も豊富なので、母の日のプレゼントであればお母さんにぴったりの物がきっと見付かると思います。
紫陽花の花言葉
あじさいの花言葉はたくさんあり、
「家族」「団らん」「和気あいあい」など、密集して花を咲かせるところから付けられた花言葉が、
仲の良い家族をイメージでき、カーネーションに代わる母の日のプレゼントとして人気があります。
一方、時期によって花の色が変化する事から、「移り気」「浮気」「辛抱強さ」などのちょっと怖いイメージの花言葉も。
上にあげた以外にもたくさんの花言葉があるので、自分の思うピッタリな言葉を選んでプレゼントしたいですね!
色別の花言葉は以下の通りです。
白:「寛容」「一途な愛」
緑:「ひたむきな愛」
青・紫「知的」「神秘的」「辛抱強い愛」など
赤・ピンク「元気な女性」「強い愛情」など
百合(ゆり)
日本でも古くから愛されてきた百合の花。
気品があり、美人を形容する言葉に使われている花でもあり、花束やアレジメントにすると非常に豪華で高級感がある印象ですね。
八重咲の百合だと、一層インパクトのあるプレゼントになるのではないでしょうか?
百合の花言葉
ユリ自体の花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」などです。
ユリは「美女」や「理想の女性」として例えられる美しい花ですが、
選ぶ色や品種によっては、送る相手やシーンにそぐわない事になる可能性もありますので注意が必要です。
色別の花言葉は以下の通りです。
赤・ピンク:「虚栄心」
オレンジ:「華麗」「愉快」「軽率」など
黄色:「陽気」「不安」など
白:「純潔」「無垢」「威厳」「無邪気」「高貴」「栄華」など
品種ごとの花言葉は以下の通りです。
カサブランカ:「純粋」「無垢」「高貴」「自尊心」「祝福」など
クルマユリ:「純潔」「陽気」「多彩な人」など
テッポウユリ:「純潔」「甘美」など
ササユリ:「上品」「希少」など
オニユリ:「賢者」「陽気」「愉快」など
ヤマユリ:「荘厳」「人生の楽しみ」など
カノコユリ:「慈悲深い」「上品」など
スカシユリ:「偽り」「飾らぬ美」など
非常に花言葉が多い花なので、色や品種、また他の花との組み合わせを考えるのも楽しいですね。
胡蝶蘭(こちょうらん)
開業や開店などのお祝いやお供え用の花、その他のあらゆるシーンに贈られる人気の花です。
大きなサイズでドーンと飾られている印象が強いですが、そういった大輪胡蝶蘭だけではなく、
ミディ・ミニ・マイクロ胡蝶蘭といったかなり小さめな物までありますので、
サイズで選べば、飾る場所に困る事は少ないかと思います。
胡蝶蘭の花ことば
胡蝶蘭自体の花言葉は「幸せが飛んでくる」「純粋な愛」などです。
白:「純粋」「清純」など
ピンク:「あなたを愛しています」など
青:「尊敬」「誠実」など
補足
おすすめの花とともに花言葉も紹介させていただきましたが、
花言葉をまったく気にしない人もいれば、プレゼントの相手やシチュエーションにぴったりな花言葉の花を探す事を楽しむ人もいます。
なので、どの花にも言える事ですが『花言葉』は、あくまで参考程度にするのが良いのかもしれません。
また、カーネーションから始まった母の日の習慣ですが、元々は『母が好きだった花』を選んだ事が理由だった事から考えてもカーネーションにこだわらず、
ただただお母さんに『似合いそうな』、『自分がこの花を贈りたい!』という気持ちで花を選んでみるのも良いと思います。
大切な人に何かを贈りたい、という気持ちが一番ですね!
まとめ
今回は、「母の日に花を贈りたいけどカーネーションや、それ以外にどんな花があるのか?」
といった方に向けて5つの花をご紹介させていただきました。
5つの花は、
・カーネーション
・薔薇(ばら)
・紫陽花(あじさい)
・百合(ゆり)
・胡蝶蘭(こちょうらん)
でした。
もちろん、プレゼントに向いている花は他にも無数にありますので、
プレゼントする側の人や、プレゼントを受け取ってくれる側の人にとっても素敵な思い出になるような花がきっと見つかると思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~