
■ はじめに|換気扇掃除は「順番」と「放置時間」で決まる
キッチンの換気扇は、家の中で最も汚れが蓄積しやすい場所です。掃除しなければいけないと分かっていても、
- ベタベタが落ちない
- 分解していいのか不安
- 時間がかかりそうで後回しになる
という理由で見て見ぬふりをしがちです。
しかし、実は換気扇の掃除は 「つけ置き時間を上手に使うだけ」 で、誰でも短時間で終わらせることができます。
この記事では、
- 初心者でも失敗しない分解手順
- 最速で油汚れを落とすコツ
- 最低限そろえればOKな道具一覧
- 無料チェックリスト(PDF)
をまとめてご紹介します。
■ 必要な道具(100均でほぼ揃う)
| 道具 | 役割 |
|---|---|
| 重曹(またはセスキ炭酸ソーダ) | つけ置きで油汚れを柔らかくする |
| 大きめのビニール袋 or 洗い桶 | フィルターとファンのつけ置き |
| ゴム手袋 | 手荒れ防止 |
| スポンジ・使い古しの歯ブラシ | 細かな部分のこすり洗い |
| 食器用中性洗剤 | 仕上げ洗い |
| マイクロファイバー布 | 仕上げ拭き |
| 新聞紙またはキッチンペーパー | 汚れの飛び散り防止用 |
「高価な洗剤は一切不要」
これが初心者の方に伝えたい最も大きなポイントです。
■ 手順①:周辺の準備(3分)
- 換気扇の電源を必ず切る
つい忘れがちですが安全のため最重要です。 - コンロ周辺に新聞紙を敷く
フィルターや油汚れが落ちてきても汚れません。 - 換気扇の表面を軽く拭く
つけ置き後の掃除が楽になります。
■ 手順②:フィルター・ファンを外す(5分)
最近の換気扇は、工具なしで外せる構造になっています。
- カバーを手前に引く
- 金属フィルターを外す
- ファン部分のネジを回して取り外す
外す時はスマホで写真を撮りながら進めると、「どこに戻せばいい?」がなくなり安心です。
■ 手順③:重曹つけ置き(30〜40分)
最速で油汚れを落とすには、この「つけ置き」がすべてと言っても過言ではありません。
- 60℃くらいのお湯をためる
- 重曹を大さじ3〜5溶かす
- フィルター・ファンを袋 or 洗い桶に沈める
- 30〜40分放置する
→ この時間に キッチンの他の軽い掃除を同時進行すると効率が爆上がりします。
■ 手順④:こすり洗い(10分)
つけ置きした汚れは「力を入れずに落ちる」のが特徴。
- スポンジで表面のベタつきを落とす
- 目に詰まった汚れを歯ブラシで優しくこする
- 重曹で落ちない場所は中性洗剤で仕上げ
固いブラシや金属たわしはフィルターを傷つけるのでNG。
■ 手順⑤:本体部分の拭き掃除(10分)
つけ置き中に進めるとさらに時短。
- 中性洗剤を薄めた水で拭く
- 角の油汚れは歯ブラシで
- 最後に水拭き→乾拭き
アルミ部分に強アルカリの洗剤を使うと変色するので注意。
■ 手順⑥:乾燥→元に戻す(10分)
- フィルター・ファンを完全に乾かす
- 外した時に撮った写真を見ながら元に戻す
- 最後に外観フードを乾拭きして完了!
ここまで合計 約60〜80分
初めてでも2時間以内に終わります。
■ 無料「換気扇掃除チェックリスト」PDF
つけ置きの時間を管理しながら、やることを迷わず進められるチェックリストを無料配布しています。
🔄 もっと効率よく大掃除したい方はこちら
→ 年末大掃除を1日で終わらせる完全ガイド
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