
エアコンを買い替えるとき、「どれを選んでも同じでは?」と思うかもしれません。
しかし、エアコンは畳数だけでなく、
省エネ性能や必要な機能、部屋の使い方などによって、
向いているモデルが変わります。
高機能なモデルを選べば必ず満足できるわけでもありません。
あまり使わない機能にまでお金をかけると、
かえって後悔することもあります。
そこでこの記事では、
エアコンを選ぶときに確認しておきたいポイントを整理します。
エアコン選びで最初に確認したいポイント
エアコンを選ぶときは、
いきなりメーカーや価格を見るのではなく、
まず「どんな部屋で、どのように使うのか」を考えてみましょう。
特に確認しておきたいのは、次の4つです。
- 部屋の広さ
- 使う部屋
- 使用頻度
- 予算
畳数
最初に確認したいのが、
設置する部屋に合った能力のエアコンかどうかです。
エアコンには「6畳用」「10畳用」「14畳用」などの表示がありますが、
単純に部屋の広さだけで決めればよいとは限りません。
部屋の日当たりや断熱性能、
使い方などによっても必要な能力は変わります。
そのため、畳数について詳しく確認したい場合は、
こちらの記事を参考にしてください。
使う部屋
同じエアコンでも、
リビングと寝室では重視したいポイントが変わります。
リビングは家族が集まり、
使用時間も長くなりやすいため、
省エネ性能や冷暖房能力、
快適性などを重視した方がよい場合があります。
一方、寝室では運転音や使いやすさなど、
睡眠中の快適性を重視した方がよいでしょう。
使用頻度
エアコンを毎日のように長時間使うのか、
必要なときだけ短時間使うのかによっても、
重視したい性能は変わります。
使用時間が長い部屋ほど、
省エネ性能の違いが電気代に影響しやすくなります。
反対に、使用頻度が少ない部屋では、
高価な上位モデルを選んでも、
その機能を十分に活用できない可能性があります。
予算
エアコンは、
同じ畳数向けでも価格に大きな幅があります。
必要な機能を整理せずに価格だけで選ぶと、
必要な機能が足りなかったり、
逆に使わない機能にお金をかけすぎたりすることがあります。
まず必要な性能を考え、
そのうえで予算とのバランスを取ることが大切です。
省エネ性能は毎日使う部屋ほど重要
エアコンは購入時の価格だけでなく、
使い続ける間の電気代も考えて選びたい家電です。
特にリビングなど、夏や冬に長時間使う部屋では、
省エネ性能の違いが毎月の電気代に影響する可能性があります。
ただし、
「省エネ性能が高いモデルなら必ずお得」とは限りません。
本体価格が高くなれば、購入時の負担も大きくなります。
使用頻度が少ない部屋なら、
多少省エネ性能が低くても、
本体価格の安いモデルを選んだ方が納得しやすい場合もあります。
そのため、
どのくらい使う部屋なのか
を考えたうえで、
省エネ性能と本体価格のバランスを見ることが大切です。
必要な機能を考える
エアコンには、冷暖房以外にもさまざまな機能があります。
しかし、機能が多いほど良いというわけではありません。
自分の使い方に必要な機能を選ぶことが、後悔を防ぐポイントです。
自動掃除機能は必要な人と不要な人がいる
自動掃除機能は、
エアコン内部やフィルターの手入れをサポートしてくれる機能です。
掃除の手間を減らしたい人にとっては便利ですが、
搭載されているからといって、
すべての掃除が不要になるわけではありません。
また、
自動掃除機能の有無によって価格が変わる場合もあります。
そのため、
- 掃除の手間をできるだけ減らしたい
- エアコンを長時間使う
- 手入れの負担を減らしたい
といった人は、
機能の内容を確認して検討するとよいでしょう。
一方で、
定期的に自分で手入れすることに抵抗がなく、
できるだけ購入価格を抑えたい人なら、
必ずしも必要とは限りません。
高機能モデルを選ばなくてもよいケース
エアコンには、
基本的な冷暖房機能を中心としたモデルから、
さまざまな機能を搭載した上位モデルまであります。
しかし、
すべての人に高機能モデルが必要なわけではありません。
例えば、
- 使用時間が短い
- エアコンを使う頻度が少ない
- 基本的な冷暖房ができれば十分
- できるだけ購入価格を抑えたい
という場合は、
標準的なモデルでも十分な可能性があります。
反対に、
毎日長時間使う部屋なら、
省エネ性能や快適性などを含めて
上位モデルを検討する意味があります。
上位モデルと標準モデルの違い
エアコンの上位モデルと標準モデルでは、
冷暖房能力だけでなく、
省エネ性能や搭載されている機能などに違いがあります。
ただし、
上位モデルほど価格も高くなるため、
必要な機能を見極めることが重要です。
「一番高いモデルを買っておけば安心」と考えるのではなく、
自分の使い方に、その機能が本当に必要なのか
を確認しましょう。
毎日長時間使うリビングなら上位モデルを検討し、
使用頻度の低い部屋では標準モデルを選ぶなど、
部屋ごとに考える方法もあります。
リビングと寝室では重視するポイントが違う
エアコンを設置する部屋によっても、
重視したいポイントは変わります。
リビングの場合
リビングは家族が集まるため、
使用時間が長くなりやすい部屋です。
そのため、
- 冷暖房能力
- 省エネ性能
- 快適性
- 必要な機能
などを総合的に確認するとよいでしょう。
特に長時間使う場合は、購入価格だけでなく、
使い続ける間の電気代も考えておきたいところです。
寝室の場合
寝室では、
リビングとは違ったポイントが重要になります。
例えば、
就寝中も使用する場合は、
運転音や温度管理のしやすさ
などを確認しておくとよいでしょう。
また、
使用時間や頻度がリビングより少ないのであれば、
必要以上に高機能なモデルを選ばなくてもよい場合があります。
メーカーによって何が違う?
エアコンはメーカーによって、
搭載されている機能やシリーズの特徴が異なります。
同じ畳数向けのエアコンでも
メーカーやシリーズによって、
- 省エネ性能
- 空調に関する機能
- お手入れ機能
- センサーなどの機能
- 上位モデルと標準モデルの構成
などに違いがあります。
そのため、
メーカー名だけで決めるのではなく、
各メーカーがどのような特徴を持っているのかを確認すると、
自分に合った商品を探しやすくなります。
メーカーやシリーズごとの特徴を詳しく比較したい方は、
こちらの記事も参考にしてください。
迷ったときはこの基準で選ぶ
エアコン選びで迷ったら、
次の順番で考えると整理しやすくなります。
1. 設置する部屋に合った能力を確認する
まず、部屋の広さや環境から必要な能力を考えます。
2. どのくらい使うのかを考える
毎日長時間使うのか、必要なときだけ使うのかを確認します。
3. 必要な機能を決める
自動掃除など、
便利そうだからという理由だけで機能を増やすのではなく、
自分に必要かどうかを考えます。
4. 標準モデルと上位モデルを比較する
必要な機能が決まったら、
標準モデルで十分なのか、
上位モデルを選ぶメリットがあるのかを比較します。
5. メーカー・シリーズを比較する
最後に、
自分が重視する機能や予算に合うメーカー・シリーズを探します。
この順番なら、
最初から商品を絞り込もうとするよりも、
自分に必要なエアコンを考えやすくなります。
購入前に価格やラインナップを確認しておこう
購入するエアコンが決まってきたら、
最後に価格や販売されているモデルを確認しましょう。
エアコンは同じメーカーでも複数のシリーズがあり、
同じような畳数向けでも機能や価格が異なります。
また、
購入時には本体価格だけでなく、
設置工事費や追加工事の有無なども確認しておくと安心です。
価格だけで決めるのではなく、
「必要な性能・機能を満たしているか」
を確認したうえで、購入するモデルを決めましょう。
まとめ
エアコン選びで重要なのは、
価格やメーカーだけを見て決めることではありません。
まずは、
- 設置する部屋に合った能力
- 使用頻度
- 省エネ性能
- 必要な機能
- 標準モデルと上位モデルの違い
- 部屋に合った使いやすさ
- メーカー・シリーズの特徴
を確認しましょう。
特に、エアコンは
「高機能なモデルほど良い」
というわけではありません。
毎日長時間使うリビングなら
省エネ性能や快適性を重視し、
使用頻度の少ない部屋なら必要な機能に絞るなど、
自分の使い方に合ったエアコンを選ぶことが大切です。
まずは部屋に合った能力を確認し、
そのうえで必要な機能やメーカー・シリーズを比較していけば、
自分に合った1台を選びやすくなります。


